自分の内面を日常的に把握する、新しい生活スタイル
心拍数×AIで「心身状態」を可視化
CONCEPT

心や身体の状態、見えてますか?

私たちは日々、SNSやニュース、天気や予定など、たくさんの情報に囲まれて暮らしています。
一方で、自分自身の「今の心と体の状態」については、意外と気にかけていないものです。

Safe-W®は、心拍数をAIで分析することで、手軽に心や身体の状態を“見える化”する新しいツールです。
専用のスマートウォッチを身に着けるだけで、自分の状態の変化に気づけるようになります。

毎日少しずつ、自分の内面を確認・記録していくことで、体調の管理や集中力の改善、ちょっとした不調への早めの気づきにもつながります。
Safe-W®は、「意識外の自分を知る」ことから始める新しい生活スタイルを提案します。

心身状態の見える化と集中力計測

  • 心身状態を深層学習で分析

    利用者の心拍数から抽出される特徴を深層学習で解析することにより、心身状態を定量的に評価します。Safe‐W®は、教師データを必要とせず、心拍数を収集しながら日々継続学習を行うことで、健康状態、気候、仕事・生活環境の変化に柔軟に追従し、利用者ごとのモデルを構築します。
    脳波を用いたリラックスや集中状態の計測がよく知られていますが、脳波計測は電気的なノイズに弱く、計測中は安静状態であることが前提となります。一方、心拍数は日常生活のあらゆる条件下で計測可能なため、実用性が非常に高いです。さらに、Safe‐W®はリアルタイムでの状態分析評価を実現しています。
  • 集中状態を計測する効果

    作業者の見守りサービスは、熱中症対策や転倒・意識喪失、危険な場所への立ち入りなどの異常検知や事故防止を目的としたものが幾つかあります。近年では、Well-beingや健康経営といった、従業員の健全な状態や健康資源の充実を目指す取り組みも広がっています。
    Safe-W®は心身状態を測定することで不調やストレス、体調の変化を評価できるだけでなく、より良い状態を維持するために『集中状態』の計測に特に注力しています。これは、問題が起きた時や、悪い兆候が現れた段階ではなく、好調な状態を継続させることで不調や事故を未然に防ぎ、仕事の質やパフォーマンスの向上による利益をもたらすためです。また、費用対効果の高い改善が見込めるだけでなく、長期的な健康ケアにもつながるメリットが期待できます。健康は失われてからでは取り戻すのが困難であることを留意すべきです。
  • 作業現場での検証

    一例として、重機の組み立て作業現場で検証した結果を示します。歩き回りながらの作業でも計測できていることが分かります。また、ベテラン作業員の方は、高い集中密度を維持していることが確認されました。集中切れは必ず発生しますが、当人は直ぐには気付くことができず、不注意によるミスや事故が起こるリスクが高まります。
    心拍数を用いた心身状態の計測は、その名の通り“心”と“身体”の両面を評価することになります。デスクワークでは身体を動かす機会が少ないため、脳やメンタルの状態が集中状態を左右しやすい一方、フィールドワークでは身体の動きも含めた総合的な状態評価となり、比較的集中が安定する傾向があります。また、デスクワークで集中時間が細切れになりやすい原因の一つとして、マルチタスクによる影響も考えられます。
  • エッジコンピューティングAI

    Safe-W®はスマートウォッチやスマートフォン、タブレット上でデータの保存とAI処理を行うため、クラウドに依存せず、インターネット環境の有無に左右されずどこでも利用できます。デバイスの性能を活用し、クラウド利用のコストを抑えることができます。さらに、生体データを外部に送信する必要がないため、プライバシーを完全に保護できる点も大きな特徴です。
    使い方は極めてシンプルで、装着と充電を繰り返すだけです。充電中に自動的に深層学習が実行される仕組み(充電中の学習に関する特許を申請済)によって、ユーザーは常に最新のモデルで計測を行えます。リアルタイムでの集中や心身状態の評価結果は、スマートウォッチの画面で直接確認したり、通知を受け取ることで把握することが可能です。
    スマートウォッチ単体で機能するため、希望者や重要な役割、大変な業務を担う方に対して、部分的な導入が可能です。また、少人数単位で、比較的低コストなBLE心拍計とSafe-W®アプリをインストールしたタブレット(またはスマートフォン、ゲートウェイ)を用いて、機能を限定したシステムを構成することもできます。
Combinable Features

具体的な機能例

  1. ユーザへのリアルタイム分析フィードバック
  2. ネットワーク連携による機能の拡張【企業様用】
  3. 集中や心身状態と関連する情報記録

ユーザへのリアルタイム分析フィードバック

利用者が自覚しにくい集中の低下を、振動通知によりリアルタイムでお知らせします。用途や現場に応じて、この通知の活用法は多様です。たとえば、フィールドワークでは不注意による事故やミスを未然に防ぐ警告として、デスクワークでは認知リソースの回復を促す行動のきっかけとして機能します。これにより、利用者は集中切れの際に適切な対応を取ることが可能です。従来のポモドーロ法(25分集中、5分休憩)と比べ、実際の計測データに基づくフィードバックは、より効果的な休憩タイミングの提案を実現します。
また、1日の集中状態の推移や、1ヶ月間の変化を振り返ることができるため、利用者は自身のパフォーマンスや心身状態の傾向を把握し、さらなる改善に役立てることができます。

ネットワーク連携による機能の拡張【企業様用】

もともと作業者の見守りを目的としたスマートウォッチ専用アプリを開発していた実績から、Safe-W®はBLEによるネットワーク連携機能も搭載されています。例えば、BLEビーコンを発信する温湿度センサを設置するだけで、Safe-W®はその信号を受信し位置検出および環境データとして温湿度情報を自動的に記録します。その他にも、ウォッチ間のBLEビーコン通信や、ゲートウェイを介したクラウドへのデータ送信も可能です。
一般的なクラウドサービスと異なり、クラウドはあくまでWeb上でのデータ可視化のために用いられており、システムの根幹機能には影響しません。そのため、停電やサーバ停止などのトラブル時でも、システムは止まることなく動作し続けます。これらはすべて自社製であるため、BLEを用いた通信内容のカスタマイズや柔軟な機能追加などにも対応することができます。

集中や心身状態と関連する情報記録

スマートウォッチのタップ入力を活かし、インタラクティブな情報記録が可能です。集中が切れた際に、認知リソースの補充につながる小休止行動を促し、選択された行動を記録する機能を搭載しています。
たとえば、デスクワークでは長時間の座り作業に伴う腰痛リスクがありますが、従来のタイマーによる通知は作業の妨げとなり、煩わしく感じられることもありました。一方、集中切れのタイミングで適切な休息を促すことで、認知リソースの回復が期待でき、自然な動機付けにつながります。同様に、水分補給のタイミングや脳疲労のリスク低減にも寄与し、ユーザーの日常的な健康管理とパフォーマンス向上をサポートします。
入力を活かした機能は、様々な利用シーンに対しカスタマイズしたものを用意することができます。

FLOW

導入手順

  1. お問合せ 01

    ご要望のプロダクト、用途についてお知らせください
    ※内容に依っては対応できない場合もありますので、予めご了承ください

  2. オンラインミーティング【企業様】(任意) 02

    内容の詳細、最適なデバイス構成などを確認します
    ※ご希望に沿わない場合はキャンセル可能です

  3. デバイスの提供 03

    Safe-W®は単体で機能します
    メンテナンスが必要な場合はWiFiもしくはBluetooth(ゲートウェイ)を用います

  4. カスタマイズ(任意) 04

    機能の調整や追加などのご要望が出てきた場合は、カスタマイズ対応も可能です

PRICE(税別)

料金

【企業様用】
導入時に利用料1月分程度のキッティング作業料が発生します

デバイス代や通信が必要な場合の通信料は含まれません

サポートが必要な場合は別途内容に応じた費用が掛かります

オプション(カスタマイズ)機能は、追加料金が発生するものもあります
  1. Safe-W® スマートウォッチ
    1. プレミアム
      68,000円
      アプリ更新、2年分の簡易Webサービス付
    2. カジュアル
      28,000円
      スマートウォッチのモデル変更によって変動します
  2. 【企業様用】 Safe-W® スマートウォッチアプリ利用料(1台分)
    1. 月単位、半年契約
      5,000円/月
    2. 1年契約
      3,000円/月
      1年契約は3台からとなります
  3. 【企業様用】 Safe-W® クラウド見える化
    1. スマートウォッチ10台まで
      10,000円/月
    2. スマートウォッチ30台まで
      20,000円/月
    3. スマートウォッチ30台超え
      要相談
気付きから、行動は変わる

100年時代を健やかに生きるために
まず“今の心身”を知りましょう

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