CONCEPT

AIが社会や仕事を変える時代に、
人が本来の力を発揮するために

AIが多くの知的業務を担う時代になっても、繊細な作業、ひらめき、人との関わりなど、人だからこそ生み出せる価値は残ります。

Safe-W®(セーフダブリュ)は、一人ひとりの心拍の特徴をAIが継続的に学習し、集中や心身の変化を捉えるスマートウォッチAIです。

計測・学習・評価をデバイス内で行い、5秒ごとに状態を評価。画面を見ることなく、微振動によって自分の状態に気づき、より良い状態へ整えることを支援します。

私たちは、既存の技術や仕組みにとらわれず、本来の目的に向き合いながら、人それぞれに異なる課題の解決と新たな可能性を探り続けます。

自らの心身に意識を向け、より質の高い仕事と生活へ。
人の成長と自己調整を支えるAIを目指します。

本ソリューションのコアコンピタンスについて

AI心身評価と集中力計測からの検証

  • 深層学習AIによる個別最適化

    Safe-W®では、心身状態の変化が心拍数や心拍パターンに現れる点に着目し、これらを深層学習AI(心拍AI)で分析して「AI心身評価値」を算出します。

    心拍には、年齢や体質、活動量、生活リズムなどによる個人差があります。そのため心拍AIは、継続的に蓄積される本人のデータから、一人ひとり異なる心拍の特徴や変化の傾向を学習します。

    これにより、一律の基準ではなく、その人にとって安定している状態や心身の変化を捉え、一人ひとりの特性に合わせた評価へと最適化していきます。
  • AI心身評価値を相対的に分析

    Safe-W®では、AI心身評価値を一律の基準ではなく、日常的に蓄積されたデータをもとに統計的・相対的に評価します。
    その人にとっての通常範囲や変動傾向を学習し、現在の状態が評価分布のどの位置にあるかを捉えます。

    評価値が低い側は、緊張・焦り・疲労・不調などによる心身の乱れ、高い側は、心身が安定し自己調整がうまく働いている状態として捉えます。
    高い評価には無理のない集中状態も含まれ、作業中の集中状態の把握にも活用できます。
  • 心拍から集中状態を捉える

    集中しているときには、脳だけでなく、呼吸や自律神経、心拍など身体にも連動した変化が生じます。Safe-W®では、心拍に現れるこうした変化をAIで分析し、集中状態を評価します。

    実際に、Safe-W®による心拍からの評価と、ヘッドバンド型デバイスによる脳波の集中度を比較したところ、時間的な変動傾向に類似が確認されました。

    脳波は高頻度で詳細なデータを取得できる一方、筋電や電極の接触状態などの影響を受けやすく、装着にも一定の負担があります。Safe-W®は、日常的に取得しやすい心拍データをAIで分析することで、スマートウォッチだけで継続的に集中状態を捉えられる点に特長があります。
  • すべてをスマートウォッチ内で完結

    Safe-W®は、心拍の計測・記録から、AIによる個人特性の学習、心身評価、集中状態の計測までを、1台のスマートウォッチ内で処理します。

    データを常時クラウドへ送信するのではなく、端末内のAIが本人のデータを継続的に学習し、その場で評価。外部の大型機器や複雑な計測環境を必要とせず、日常や実際の作業中にも継続して利用できます。

    処理をデバイス内に集約することで、通信量や運用コストを抑えながら、大人数の現場にも柔軟に展開できます。また、心拍や心身状態に関するデータを端末内で扱うことで、プライバシーにも配慮した運用が可能です。

    個人最適化された心身状態の計測を、身近なスマートウォッチだけで。
    Safe-W®は、研究用途にとどまらず、日常や現場で使えるAIを目指しています。
Combinable Features

具体的な機能

  1. 充電ケーブルの着脱だけで、自律的に動作
  2. 今の状態と変化を、直感的に確認できるUI
  3. 画面を見ずに、微振動で自分の状態を知る

充電ケーブルの着脱だけで、自律的に動作

Safe-W®は、スマートウォッチの充電状態を自動で検知します。充電ケーブルから外すと起動し、装着中は心拍計測・データ記録・AI心身評価を継続して行います。

使用後に充電すると計測を終了し、その日のデータ処理やAI継続学習、評価データの更新を自動で実行します。必要に応じてクラウドへのデータ送信や学習データのバックアップも行います。

利用者によるアプリの起動・終了や、学習・更新操作は不要です。
「外して使う」→「戻して充電する」
という毎日の自然な使い方だけで、計測・評価・学習・更新まで自動で進みます。

今の状態と変化を、直感的に確認できるUI

Safe-W®は、シンプルな画面構成で、現在の状態とその変化を直感的に確認できます。

ウォッチフェイスでは、現在のAI心身評価値をゲージで表示。画面をタップすると、1日の時間推移やリアルタイム表示へ切り替えることができます。

時間推移では、集中しやすかった時間帯や状態が乱れた場面を振り返ることができ、リアルタイム表示では、その瞬間の心身状態の変化を連続的に確認できます。

また、乱れや変調を検知した際には、背景色や振動で状態の変化を知らせます。

画面を見ずに、微振動で自分の状態を知る

Safe-W®は、後から結果を振り返るだけでなく、その場で自分の状態に気づけるリアルタイム微振動フィードバックを備えています。

約5秒ごとにAI心身評価値を計測し、状態を微かな振動の刻み方で本人へ伝えます。高い評価では振動せず、中間では少ない刻み、低い評価では刻み回数が増えるシンプルな仕組みです。

振動が増えた時には、呼吸を整える、力を抜く、慎重に作業する、休憩や水分補給を行うなど、その場に応じた自己調整につなげることができます。集中している時には振動が止まるため、良い状態を妨げにくい設計です。

画面を見る必要がなく、周囲に知られることなく本人だけが状態を把握できるため、作業中にも自然に使えるフィードバック手段となっています。

※動作時間は約10~15時間です。機種や振動回数などの使用状況により異なります。

FLOW

導入手順

  1. お問い合わせ 01

    本ソリューションの利用目的や、ご検討中の用途についてお知らせください。
    内容を確認のうえ、対応の可否や進め方をご案内します。
    ※ご要望の内容や利用環境によっては、対応が難しい場合があります。あらかじめご了承ください。

  2. オンラインミーティング(任意) 02

    本ソリューションの概要をご説明するとともに、現在の課題や利用環境、ご希望に応じた対応方法を確認します。
    ※ご説明内容がご希望に合わない場合は、この段階でご検討を終了していただけます。

  3. デバイスの貸し出し・試用 03

    実際の機能や使用感をご確認いただくため、機材を1~2か月間貸し出します。
    ※貸出機は、正式導入時にご利用いただく機種と異なりますが、主な機能や計測内容をご確認いただけます。

  4. カスタマイズ(任意) 04

    試用を通じて、機能の調整や追加、表示方法の変更などのご要望が生じた場合は、内容に応じてカスタマイズにも対応します。
    ※対応内容や費用、期間については、個別にご相談のうえ決定します。

  5. 導入 05

    基本的には月額制のサブスクリプションとしてご利用いただけます。
    ご希望に応じて、約1.5年分の利用料を目安とした一括払い契約にも対応します。

PRICE(税別)

料金

ご利用料金はアプリ利用料を基本料金とし、クラウドでのデータ閲覧やスマートウォッチのレンタル有無など、ご利用内容に応じて異なります。

また、初期費用として1台あたり10,000円のほか、充電アダプターの貸出費用および各種手数料が別途必要となります。

本ページでは、法人向けの料金をご案内しています。
個人でのご利用をご希望の方は、お問い合わせフォームよりご連絡ください。
  1. Safe-W® 利用料金(1台あたり)
    1. アプリ利用料
      5,000円/月・台
      心拍計測、AI心身評価、個人最適化されたAI学習など、Safe-W®の基本機能をご利用いただくための料金です。
      1日8時間、月20日利用した場合、1時間あたり約30円が目安となります。
      業務効率の向上、安全見守り、心身状態への気づきや自己調整を支援する仕組みとして、十分な価値をご提供できると考えています。
    2. クラウド利用料
      5,000円/月~
      計測データをクラウド上で閲覧・確認する場合に必要となる料金です。 上記は、少ない台数でご利用いただく場合の1台あたりの料金となります。 まとまった台数を導入される場合は、台数や利用規模に応じて、割安な料金プランをご案内いたします。
    3. ウォッチレンタル料
      5,000円/月・台
      ※試用時は、弊社保有の貸出用機種を使用します。
      正式導入時は、お客様によるGoogle Pixel Watchのご購入を基本としています。初期費用や資産管理上の事情がある場合は、ご相談のうえ、レンタルにも対応します。
知るだけでなく、その場で整える

今の心身状態への継続的な気づきが
仕事や生活の大きな変化につながります

FAQ

よくある質問

心拍数を見るだけで、集中しているか分かるのですか?
心拍数の高低だけで集中を判断するものではありません。
Safe-W®は、心拍に現れる細かな変化や時間的なパターンをAIで解析し、本人の日常データと比較して心身の整い方を評価します。

集中しているときには、脳だけでなく、自律神経や呼吸、心拍にも変化が現れます。Safe-W®は、こうした身体側の変化から集中状態を捉えます。
心拍数には、心身状態を捉えられるほど多くの情報が含まれているのですか?
心拍数は一定の値ではなく、身体活動、呼吸、自律神経、緊張、疲労などの影響を受けながら、細かく変化し続けています。

一般的には「1分間に何回脈を打ったか」という一つの数値として見られますが、Safe-W®では、その値の高低だけでなく、時間とともに現れる細かな変化や、その人特有の変動パターンをAIで解析します。

さらに、本人の日常データを継続的に学習することで、一般的な基準ではなく、その人にとって現在がどのような状態にあるかを相対的に評価します。
AI心身評価値が高ければ、必ず集中しているのですか?
必ずしも集中しているとは限りません。
AI心身評価値が高い状態は、心身が安定し、整っている状態を示します。

ただし、仕事や作業をしている場合には、無理のない集中状態として捉えることができます。一方、休憩中や静かに過ごしている場合には、安定したリラックス状態として現れることもあります。
同じ人が2台のスマートウォッチを着けても、なぜ評価結果が完全には一致しないのですか?
2台のスマートウォッチを同じ人が装着しても、心拍センサーが取得する値は完全には一致しません。

装着位置、皮膚との接触状態、腕の動き、計測タイミングなどによって、1~2秒ごとに得られる心拍データにはわずかな違いが生じます。Safe-W®は、その限られた入力データを用いて約5秒ごとにAI評価を行うため、わずかな入力差でも評価結果に違いが現れます。

また、各ウォッチのAIは、それぞれが取得したデータを使って継続学習します。そのため、長期間使用すると、学習される特徴にも違いが生まれます。

一方で、入力条件が異なるにもかかわらず、2台の評価結果に近い変動傾向が確認できる場合は、心拍に共通して現れた変化を、AIが安定して捉えていると考えられます。

なお、同一の学習状態のAIに、全く同じ心拍データを同じ順序で入力した場合には、同じ評価結果が得られます。
脳波による集中計測も、実際には難しいと聞きました。なぜですか?
脳波は非常に微弱な電位変化を測定するため、電極を頭皮へ安定して接触させる必要があります。

精度を高めるために電極用のジェルを使用する場合があり、装着の準備や使用後の処理に手間がかかります。また、顔や顎、首の筋肉から発生する筋電が脳波に混ざるため、身体を動かしたり、表情を変えたり、会話したりすることもノイズの原因になります。

さらに、電極のずれ、皮膚との接触状態、周囲の電気的な影響などにも配慮が必要です。このため、安定した脳波計測には、装着状態や測定環境について多くの条件が求められます。
なぜ画面ではなく、微振動で知らせるのですか?
画面を確認するために作業を止めたり、意識を外側へ向けたりしなくても、その場で自分の状態に気づけるためです。

また、周囲の人から状態を見られることなく、本人だけが知覚できます。仕事や生活を妨げにくく、状況に自然に溶け込むフィードバック方法です。
振動が増えたら、どうすればよいのでしょうか?
振動が増えたからといって、直ちに問題があると捉える必要はありません。
振動が気になるときは、集中力が低下していたり、疲労などによってコンディションが整っていない場合があります。

まずは、呼吸が浅くなっていないか、身体に力が入りすぎていないか、焦りや疲れを感じていないかなど、自分の状態に意識を向けてみてください。

必要に応じて、呼吸を整える、姿勢を変える、水分を取る、短い休憩を挟むなど、その場に合った小さな調整につなげます。

また、振動が長時間続く場合は、自覚しにくい心身状態や生活状況の変化などにより、現在の心拍の特徴がAIの学習範囲から外れている可能性もあります。
その場合は、いったん充電状態に戻し、AI学習と評価データの更新を行うことも一つの方法です。

継続して使用することで、AIは新しい状態にも徐々に追従し、一人ひとりの変化に合わせて評価を更新していきます。
管理者が従業員を監視するための仕組みですか?
Safe-W®は、従業員を一方的に評価・監視することを目的としたものではありません。

本人が自分の状態に気づき、安全、集中、休憩などの自己調整に活かすことを基本としています。法人でデータを活用する場合も、本人の同意を得たうえで、利用目的や閲覧範囲を明確にし、プライバシーに配慮して運用することが重要です。
医療機器ですか?病気やメンタル不調を診断できますか?
Safe-W®は医療機器ではなく、病気や精神状態を診断するものではありません。

心拍に現れる変化をAIで評価し、集中、乱れ、疲労、不調など、自分では気づきにくい心身状態の変化を捉えるための参考情報を提供します。

計測結果をきっかけに、休憩する、呼吸を整える、生活を振り返るなど、日常のセルフケアや自己調整に役立てられる可能性があります。自分の感覚だけでは捉えにくい変化を、一つの指標として確認できる点にSafe-W®の役割があります。

強い不調や気になる症状がある場合は、計測結果だけで判断せず、医療機関や専門家へご相談ください。
1時間あたり約30円をかける価値はあるのでしょうか?
1日8時間、月20日利用した場合、アプリ利用料は1時間あたり約30円となります。

例えば時給2,000円の業務であれば、約30円は人件費の1.5%に相当します。集中の低下や焦り、疲労への気づきによって、作業ミスや手戻り、事故リスクの低減、休憩判断の改善などにつながれば、費用を上回る効果が期待できます。

ただし、効果は業務内容や利用方法によって異なります。まずは試用を通じて、現場でどのような価値につながるかをご確認いただくことを基本としています。
Safe-W®の評価結果を、ほかのAIと連携できますか?
現時点では連携機能は提供していません。従って、連携方法や利用目的に応じた開発は必要ですが、大きな可能性があると考えています。

現在の多くのAIは、文字、音声、画像など、人が意識的に入力した情報を中心に処理しています。これに対してSafe-W®の評価結果には、本人の主観だけでは捉えにくい、心身状態の客観的で細かな変化が含まれる可能性があります。

例えば、作業内容や環境データと組み合わせて分析したり、AIとの対話内容に心身状態を加味したりすることで、より本人の状態に寄り添った支援へ発展させられると考えています。
現在、試用・実証を通じて寄せられた声を一部ご紹介しています

お客様の声

試用時のご意見・計測結果をもとに、弊社にて要約しています。
  1. 重機メーカー様
    現場テストでベテラン作業者の集中状態を確認

    現場でのテストにおいて、経験豊富な作業者が集中している時間帯を、データから明確に捉えることができました。
  2. 自動車メーカー様
    焦りなどの変化が反映されるAI評価を実感

    試用を通じて、焦りなどの心身状態の変化がAI評価にダイレクトに現れることを実感しました。想像以上に細かな変化が捉えられており、その性能に驚きました。
  3. 開発関係者
    体調変化に先行する心拍の変化を確認

    AI心身評価値が急激に低下し、しばらく低い状態が続いた後に、風邪の症状が現れました。計測により早めの休養や対処を行うことができました。
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